122 名前:『練習』 投稿日:2007/10/21(日) 05:40:30 ID:JCyL64Vx
「ひっく…ぐす……」
夏休みも近づこうというある日。
僕の目の前で幼馴染の長月桃―モモちゃん―が泣いている。
僕とモモちゃんの両親はそれぞれ共働きなので、二人でよく一緒に遊んだ。

今、僕はモモちゃんの部屋にいる。
「あのさ、モモちゃん、何ががあったの?」
僕、若草春一はモモちゃんにそう問いかけた。
モモちゃんは昔から、困ったことがあると何でも僕に相談した。
そして、僕の助言を信頼する。
「うっう…シュンちゃん…グス」
モモちゃんは僕のことを『シュンちゃん』と呼ぶ。
女みたいな顔つきだと、小さいころからかわれたが、モモちゃんは僕とずっと仲良しだった。
小柄で優しく可愛いモモちゃん。
僕はそんなモモちゃんのことをいつの間にか…
「あのね、師走先輩がね…昨日…」
師走先輩、その名前が僕の心を痛みと共に現実に戻す。
1週間前にモモちゃんと付き合い始めた人だ。
5日前には手を繋いでデートしたこと、
3日前にはキスしたこと、
それらをモモちゃんが嬉しそうに報告するたびに僕は思い知らされた。
モモちゃんが好きなのは僕ではないということを。
昨日何かあったのかな?
手を繋ぎ、キスをしてそれから…
僕の妄想がどんどん加速する。
「昨日、何があったの?」
「先輩がね…ひっく…デートの後でホテルに行こう、って」
それってやっぱり…
僕の目の前が真っ暗になる。
「ホテル…モモちゃん、それってあの…その」
しどろもどろになる僕。
「あのね、男の人と女の人がその、Hなことする…」
モモちゃんも真っ赤になって答える。
「私ね、そういうのはまだ早いんじゃないのかな、て思って先輩に言ったの。そうでしょ?」
僕は心の中でほっとしながらも頷く。
僕らは中学1年生だし、先輩は中学2年生、確かに早すぎるように思う。


123 名前:『練習』 投稿日:2007/10/21(日) 05:41:30 ID:JCyL64Vx
「それで、先輩は何て?」
「『お前は俺のことを愛してないのか!』って…グス」
その時のことを思い出したのかまた涙目になるモモちゃん。
いくら付き合っていてもそういうことで怒るのは間違っている。
そんな先輩とは別れてしまえば良いのに…
「私、怖いの…先輩のことは好きだけど。まだそういうことをするのは…」
「それで…どうなったの?」
「うん、その日はそこで分かれ…。どうすればいいのかな、シュンちゃん?」
別れるべきだ。そう僕は言うべきだ。
だが、僕はそうは言わなかった。
後から考えて何故そんなことを言ったのだろうか、と思う。
だけど、その時の僕は僕たちの関係を歪めてしまう言葉を口にした。
「『練習』…してみればいいんじゃないのかな」
「え?」
僕の言葉は止まらない。
「僕とHなことの『練習』をしようよ」
「シュンちゃん…?」
「だってさ、先輩とHなことしないと、モモちゃん、嫌われちゃうよ」
「でも、そんなの…」
「僕はモモちゃんと生まれてからずっと一緒にいたから、怖くないでしょ?」
モモちゃんは考え込んでしまった。
「本当に、先輩と仲直りできる?」
その言葉に僕は複雑な感情を抱いた。
僕との『練習』をすることに心が動いていること、
その動機が先輩との仲直りにあること、だからだ。
「じゃあ、さっそく『練習』を始めようよ」
「何を…するの…?」
恐る恐るモモちゃんは聞いてきた。
「まずは、そうだな…オチンチンに慣れることかな」
「なれる?」
モモちゃんは首を傾げる。


124 名前:『練習』 投稿日:2007/10/21(日) 05:42:27 ID:JCyL64Vx
「そう、オチンチンにまずは慣れないと」
そう言って僕は自分のズボンを脱ぎだす。
モモちゃんは大慌てで目を逸らそうとする。
「いいの?先輩にきらわれちゃうよ?それに昔は一緒にお風呂に入ったよね?」
先輩に嫌われる、その言葉を聞きモモちゃんは恐る恐る僕の股間を見つめる。
「シュンちゃんの昔と違っておっきいね…それに、毛も生えている…」
モモちゃんは膨れ上がった僕の股間を見つめていった。
「触ってみてよ」
「えっ…でもオシッコするところでしょ、汚いよ」
いきなりこれは早かったかもしれない。
「じゃあ、僕洗ってくるよ、シャワー貸してねモモちゃん」
そう言って僕は浴室に向かった。
浴室の中で僕は膨れ上がった股間を丁寧に洗っていた。
これからどうしようか…そう考えていると物音が聞こえた。
「あの、シュンちゃん?」
僕の心臓が跳ね上がる。
そう言ってモモちゃんは遠慮がちな声と共に入ってきた。
学校の授業で使っている水着姿で。
「なんだ…」
「どうしたの?」
思わずでた失望の声に無邪気に首を傾げるモモちゃん。
そういえば一緒にお風呂に入るのは幼稚園以来だ。
モモちゃんの体型はツルペタだ。
それでも水着姿だと胸の微かな膨らみが分かる。
「なんでもないよ。それよりモモちゃんはどうしてここに?」
「えっとね…触る前にきちんと洗ってくれているか見に来たの」
と言いながら興味深々なようすで僕の股間を見つめた。
幼馴染の気安さからだろうか?
「へぇ…やっぱり、昔見たのと全然違う…」
あまりじろじろ見られると落ち着かない。
「モモちゃんが洗ってよ」
「私が…?」
「おチンチンに慣れる事ができるし、きれいにできて一石二鳥だよ」
「うん…」
モモちゃんは恐々と自分の手を泡立てて僕の股間を優しく包み込むように洗い出した。
「あっ…」


125 名前:『練習』 投稿日:2007/10/21(日) 05:43:28 ID:JCyL64Vx
「大丈夫?変なところ触っちゃった?」
声をあげた僕に手を止め心配そうに尋ねるモモちゃん。
だけど、そうじゃなくて、とても気持ちが良かったのだ。
大好きなモモちゃんにオチンチンを洗ってもらうのがこんなに気持ち良かったなんて。
僕はしばらく感動していた。
「本当に、大丈夫?」
「あっ…うん大丈夫だよ、続けて」
モモちゃんの声に我に返り続きを促す。
優しく股間を洗われているうちに僕の呼吸が荒くなる。
「ハァハァ、出るよ、モモちゃん」
「えっ?キャア」
今まで味わったことの無い快感と共に射精する
ビュッビュッと精液がモモちゃんの水着にかかり、どろりとした液体が白く染める。
それを見て僕は満足した。
モモちゃんを初めて汚した人になったのだ。
僕は師走先輩に対して優越感を抱いた。
(モモちゃんは、僕のだ…)
「シュンちゃん…酷いよ」
「ゴメンね、でもほら、これが精液、赤ちゃんの素だよ」
「これが、赤ちゃんの素…?変な臭いだね…シュンちゃんの小さくなっちゃたね」
水着にかかった精液を指で掬って匂いを嗅ぎながらモモちゃんは言う。
確かに一度出してしまい僕のオチンチンは萎んでしまった。
だけど水着を白く汚されたモモちゃんを見ているうちにオチンチンがムクムクと復活しだした。
「あっ…また大きくなってる…」
モモちゃんが驚いたように言う。
「モモちゃん『練習』の続きをしよう。」
「うん、でもその前に洗わせて。汚れちゃったし」
モモちゃんは精液の付いた手をお湯で流しながら言った。
僕はモモちゃんの白く汚れた水着を見てふとあることを思いついた。
手を泡立ててモモちゃんの水着に付いた精液をふき取るのだ。
あまり膨らんでないモモちゃんの胸の辺りを触ってみる。
モモちゃんの胸は緩やかだが、柔らかく暖かかった。


126 名前:『練習』 投稿日:2007/10/21(日) 05:44:22 ID:JCyL64Vx
「キャッ」
胸の辺りに触られてモモちゃんが声を上げた。
「あっ、シュンちゃん…何をするの?」
「僕のオチンチンを洗ってくれたお礼に、モモちゃんを洗ってあげる」
そういって僕は泡のついた手で精液の付いたあたりを洗い出す。
水着越しではあるが、その感触は心地よいものだった。
「モモちゃん、手が空いているなら、僕のオチンチン洗ってよ」
「あっ…うん分かった。あん、くすぐったい」
僕に胸をいじられ変な声を出しながらもオチンチンに再び手を伸ばすモモちゃん。
気持ちいい感触が股間と手に集まる。
モモちゃんも興奮してきたのか息が少し荒くなる。
二人のハァハァという声が浴室に響く。
まずい、また出ちゃう…
「きれいに洗ったし、お湯で流そう」
「うん…」
トロンとした瞳で僕を見つめたモモちゃんがうなずく。
そして、シャワーで泡を流した。
「次は…何をするの?」
モモちゃんは僕を信頼しきった表情で見つめる。
僕はモモちゃんの胸の感触の余韻に浸っていたが、その声で現実にもどる。
「うん、次はオチンチンをなめて。」
Hな本で読んだがフェラチオというやつだ。
「オチンチンを…?」
また、先ほどの大きさを取り戻した僕の股間を見つめてモモちゃんが言う。
「洗ったからきれいになってるでしょ」
「でも…」
「師走先輩に嫌われてもいいの?」
優しい口調でそう声をかける。
先輩の名前を出すのは嫌だけど、それを利用してモモちゃんを汚したくなった。
モモちゃんは片時も僕のオチンチンから目を離さないでいる。


127 名前:『練習』 投稿日:2007/10/21(日) 05:45:19 ID:JCyL64Vx
「うん…分かった」
しばらくためらったのち、モモちゃんは頷いた。
「じゃあ、まずさきっぽを舐めて」
僕は立ち上がり、モモちゃんを跪かせて、股間に顔を近づけさせた。
モモちゃんはゆっくりと僕のオチンチンに顔を近づけ、さきっぽをペロッと舐めた。
「ああ…」
僕の体に快感が走った。
「これで…いいの?」
「うん…その調子だよ」
そう言ってモモちゃんの頭をなでるとくすぐったそうな表情になった。
その表情とモモちゃんにしていることのギャップが僕をさらに興奮させた。
ピチャ、ピチャという音が浴室に響く。
(気持ちいい、でもすぐ出さないようにしよう)
僕は断続的に続く快感に耐えた。
「モモちゃん…」
「なあに?」
「今度はさきっぽだけじゃなく口の中に咥えて…」
「うん…」
そういうと僕のオチンチンをパックリと咥える。
そして、僕の顔を見上げる。
「うう…いいよモモちゃん…そのまま舐めて」
口の中は暖かくてまるで優しく包み込まれるようだ。
快感がさらに強くなる。
「ん……んん……んぐ……んっ」
モモちゃんは一生懸命に舌を動かす。
モモちゃんの肩に手をおき、快感と感動に震えた。
「んぐ……ん……んぐ」
(ああ…モモちゃんの口の中、最高だ…)
もっと続けたいが、そろそろ限界だ。
「モモちゃん、出すよ!」
ビュッ、ビュッ。


128 名前:『練習』 投稿日:2007/10/21(日) 05:46:12 ID:JCyL64Vx
「ん…?んん!」
射精に驚いたような表情を見せ、顔を離そうとするモモちゃん。
だけど、僕はモモちゃんの顔をつかんで離さない。
そして、射精が終わると、モモちゃんの顔から手を離す。
「ゲホッ…ゲホ…」
口に溜まった精液を吐き出すモモちゃん。
僕はぼんやりとしているモモちゃんの唇に、
「ん…」
キスをした。
モモちゃんの唇の感触を感じ、舌を入れて味わった。
舌に精液の味がした。
とても生臭く、Hな本で精液を飲む女性がいたけど、あれは嘘だなと思った。
「ん…あっ」
唇を離す。
「どうして、キスしたの?シュンちゃん」
モモちゃんは不思議そうに聞く。
モモちゃんにとって僕はキスするような相手ではないのか…
僕は君とキスしたかったんだ、モモちゃん。
「口が汚れちゃったから、きれいにしたんだよ」
「きれいに?」
「そうだよ。モモちゃん」
僕は内心を隠していった。
「ふうん…ありがとうシュンちゃん」
モモちゃんの笑顔が僕の心を乱す。
「ねぇ…シュンちゃん」
「なに、モモちゃん?」
「師走先輩、今のことしたら喜んでくれるかな?」
師走先輩、僕と二人きりで、僕のオチンチンを咥えながら、モモちゃんが考えていたこと。
モモちゃんの心の中に僕はいないのだろうか?
僕の心が黒く染まっていく。


129 名前:『練習』 投稿日:2007/10/21(日) 05:47:17 ID:JCyL64Vx
「ダメだよ…」
僕は冷たく言う。
「えっ?」
「全然話にならないよ…」
「どうして?」
モモちゃんの顔が泣きそうになる。
かまわず僕は続ける。
「だって…モモちゃん、僕の精液飲まなかったよね?」
「え…そんなの無理だよ」
相変わらず泣きそうなモモちゃんの顔。
それでも僕は続ける。
「男の人はね…飲んでもらわないと愛情が無いと思っちゃうんだ」
「そんな…」
僕は心の中で嘘だ、と叫んでいた。
あんなものを飲まないと愛情が無いなんて嘘だ、と。
「でも、大丈夫だよ」
急に僕は優しくニッコリ笑って言う。
モモちゃんのことを安心させるように続ける。
「大丈夫…?」
「最初はだれでもうまくいかないんだ。だからもっと『練習』すればうまくいくよ」
「本当に?」
「僕はいつも、モモちゃんを助けてきたじゃない」
そして、今はモモちゃんを汚している。
「うん、ありがとうシュンちゃん!」
モモちゃんは笑顔になって抱きついてきた。
水着越しに柔らかい感触が僕を包む。
僕はモモちゃんの頭をなでながら言う。
「じゃあ、今度はきちんと飲めるように『練習』の続きをしようね…」


こうして、僕たちの関係は歪んでしまった。
モモちゃんの心は僕に無いのに、モモちゃんの体は僕が汚す。
僕はモモちゃんと恋人になりたかったのに。
僕は一体何を間違ってしまったのだろうか。


130 名前:『練習』 投稿日:2007/10/21(日) 06:02:45 ID:JCyL64Vx
以上です。
スレ汚し失礼しました。


131 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2007/10/21(日) 08:15:37 ID:uxiog/Nf
これは続きを気体


132 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2007/10/21(日) 17:01:30 ID:4canijbJ
これは・・・いい。
幼馴染を「寝取る」っていうのが新しいな。


133 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2007/10/21(日) 17:22:25 ID:V4SAdoQ9
善意に来るんだ歪んだ愛情と性欲って感じがたまらない
幼馴染が好きだから止められなくて自己嫌悪していく主人公がたまらん


134 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2007/10/22(月) 00:17:07 ID:ktw3Az77
練習で寝取られるとこの馬鹿ビッチが!!と怒りを覚えるが練習で寝取るとこの女馬鹿だ…プギャーと笑いつつ興奮するから不思議だ
それにしてもこれはあまり見ないタイプのSSだな

21:19 : 2ch > NTR(寝取られ,寝取り) : comments (0) : trackbacks (0)
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