2013.05.30 Thursday
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〜プロローグ〜
古くて狭い部屋の中にある大きなベッド。オレンジ色の太陽の光が汗ばむ二人の裸体を艶かしく照らしていた。
躍動する男の背中、その下に組み敷かれる女は断続的に甘く切ない声を上げ、その声は隣室に聞こえるほど大きくなっていった。
窓からのあかりが夕焼け色に染まり始めるのを視界の外で感じながら、視界の真ん中で彼の顔を見る。彼の切なそうな表情から目が離せない。他には何も見たくないし、見えない。
もうイキそうなのかな・・・凄く切ない表情している
でも・・・あぁ、そんな格好良い顔でそんな切ない表情されると、私・・・
また、やっぱり私の方が、また・・・また・・・・・
もうイキそうなのかな・・・凄く切ない表情している
でも・・・あぁ、そんな格好良い顔でそんな切ない表情されると、私・・・
また、やっぱり私の方が、また・・・また・・・・・