2007.01.13 Saturday
43 名前:凌辱学舎5 ◆CSwCzse3V2 投稿日:2006/12/23(土) 07:34:42 ID:S9bqNIS1
降りしきる雨の中を、黒髪の少女が歩いている。傘もささない無防備な肢体を冷たい水滴が容赦
なく濡らしていく。
天道沙夜(てんどう・さや)は、そっとスカートの前に手をやった。龍次によってさんざん貫か
れた下腹部が、まだ疼いている。胎内に残る灼熱感が心地よかった。中出しされた精液がぬるり、
と太ももに白い筋を作っている。
(好きでもない男の子の前で、あんなこと……)
沙夜にはまだ自分の身に起きたことが信じられない。二度目のレイプを受けたのみならず、初め
ての絶頂まで味わわされてしまった。
レイプされて感じてしまうなんて、まるでエッチな小説に出てくるヒロインのようだ。
「私、もう駄目……」
沙夜は悲痛な思いでつぶやいた。
もう清らかだったころには戻れない──
自分が決定的な一線を踏み越えてしまったような気がして、無性に悲しかった。
と、
「天道さんじゃないか」
雨の中で立っていたのは、空手着姿の少年だった。凛々しい容貌に、沙夜の胸が激しく高鳴る。
「夏目くん──」
クラスメートの夏目涼(なつめ・りょう)が心配そうに彼女を見つめている。
「どうしたの、傘もささないで?」
「私……私……」
沙夜の声が激情でかすれた。
一瞬、彼に何もかも打ち明けてしまおうかと思った。あの狂犬のような男に乱暴され、乙女の純
潔を汚されてしまったのだと。
(だけどやっぱり言えない)
ずっと憧れていた──運命の人とさえ思っていた相手。
彼とは高校に入って、初めて出会った。特別な思い出があるわけではない。だが、出会ったとき
から感じていた。
この人と一緒にいると、暖かい気持ちになれる。優しい気持ちになれる。
私は──この人のことが好きなんだ。
素直にそう思えるようになるまで時間はかからなかった。沙夜にとって生まれて初めての恋。そ
んな彼に、自分が汚されてしまったことを知られたくなかった。彼の前では清楚で可愛い少女でい
たかった。
降りしきる雨の中を、黒髪の少女が歩いている。傘もささない無防備な肢体を冷たい水滴が容赦
なく濡らしていく。
天道沙夜(てんどう・さや)は、そっとスカートの前に手をやった。龍次によってさんざん貫か
れた下腹部が、まだ疼いている。胎内に残る灼熱感が心地よかった。中出しされた精液がぬるり、
と太ももに白い筋を作っている。
(好きでもない男の子の前で、あんなこと……)
沙夜にはまだ自分の身に起きたことが信じられない。二度目のレイプを受けたのみならず、初め
ての絶頂まで味わわされてしまった。
レイプされて感じてしまうなんて、まるでエッチな小説に出てくるヒロインのようだ。
「私、もう駄目……」
沙夜は悲痛な思いでつぶやいた。
もう清らかだったころには戻れない──
自分が決定的な一線を踏み越えてしまったような気がして、無性に悲しかった。
と、
「天道さんじゃないか」
雨の中で立っていたのは、空手着姿の少年だった。凛々しい容貌に、沙夜の胸が激しく高鳴る。
「夏目くん──」
クラスメートの夏目涼(なつめ・りょう)が心配そうに彼女を見つめている。
「どうしたの、傘もささないで?」
「私……私……」
沙夜の声が激情でかすれた。
一瞬、彼に何もかも打ち明けてしまおうかと思った。あの狂犬のような男に乱暴され、乙女の純
潔を汚されてしまったのだと。
(だけどやっぱり言えない)
ずっと憧れていた──運命の人とさえ思っていた相手。
彼とは高校に入って、初めて出会った。特別な思い出があるわけではない。だが、出会ったとき
から感じていた。
この人と一緒にいると、暖かい気持ちになれる。優しい気持ちになれる。
私は──この人のことが好きなんだ。
素直にそう思えるようになるまで時間はかからなかった。沙夜にとって生まれて初めての恋。そ
んな彼に、自分が汚されてしまったことを知られたくなかった。彼の前では清楚で可愛い少女でい
たかった。