2013.10.25 Friday
〜15.堕天使(後編)〜
LoveStory Of J&H
○月×日:晴れ
今晩わ。
ブログ再開の報告から四日も経っちまった。毎日書くからブログって言うのにちょっとサボっちまったよ。許してチョンマゲ。
だけどね、Hとはちゃんと毎日会ってるよ。これだけは何があったって忘れないから、俺は(笑)
さてと、何から話そうかな・・・・・
俺、夕方からバイトしてるから彼女には早めに部屋に来いって言ってるんだけど、なかなか厳しいらしくてさ。本当は昼飯作って貰ってそのまま、ってのが理想なんだけど、なんか昼は絶対に外せない用事があるみたい。
だから以前と同じように彼女が来るのはいつも2時。そこから約3時間弱が俺達の甘い甘〜い時間なわけ。
でも俺的には3時間は短いんだよね。女断ちしてるからさ、今は。
有り余る性欲を彼女一人に受けて貰わないと困るから、本当は4時間位は抱き倒したいんだよ。
というわけで、突然ですが明日は昼に部屋に来てもらう事になりました(笑)
ん?どういうわけでって?
そりゃもう4日も抱いたから、俺的には次のステップに行きたいわけ。これって結構難航するかもしれんから、時間が欲しいのよ、沢山。
彼女凄い抵抗したけど、いつもみたいに子宮口の横をグリグリ押し付けるようにピストンして焦らしたら簡単にオーケーしてくれた(笑)
明日は5時間かけて好き勝手やりま〜す。まあ彼女も喜んでるはずだけどね。
いや、まあ、どうかな
ははは
動画一本だけ付けときます。
今日撮ったばかりのホヤホヤ。湯気が出てるぞ(笑)これしねえとちゃんとしたセックスしてやんねえぞ、って脅したらやらしてくれた(笑)
久し振りにしては強烈な一本だ。俺に感謝して見ろよ!
ベッドに寝転びながら携帯を見ていた和希は身体を起こして添付されている動画をクリックした。
画面はバックで挿入された状態の女の尻がアップで写っており、お尻の間に根元まで入っていた太いペニスがゆっくりゆっくり引き抜かれて行くところ。
落差のある亀頭が引っかかり、肛門が若干盛り上がった後、長いペニスがやっと全て抜けた。
すると驚いた事に、一瞬女の肛門はポッカリと大きな穴を開けたままの状態になり、中に白い液が溜まっている様が見えた。直後に尻が窄まり、ドロッとした精液が溢れ出てきた所で動画が終わった。
なんだよ、これ
こんなの見ちゃったらまた・・・
このところ毎日昼食後にリビングで瞳とセックスしていた和希。しかし、体力の有り余る青年は新たな刺激に性欲を抑える事など出来るはずもなかった。
彼はペニスを取り出すと激しく上下に扱いた。
ああ、瞳・・・瞳・・・瞳・・・
彼女のアナルを想像し、僅か一分も経たない内に彼は射精してしまった・・・
翌日、朝の定例ミーティングを終えた和希は駅をおりて部屋までの道を歩いていた。
丁度11時を回ったところ。
父の事務所の戦力に全くなっていない今の境遇に、申し訳なさとプレッシャーで時として押し潰されそうになる。
そんな心を癒してくれる唯一無二の存在の瞳の姿を無性に見たくなった彼は、アパートに戻る前に宮條家のドアを開けた。
目に飛び込む台所で料理をする瞳の後ろ姿。
細い腰にエプロンの紐が大きなリボン型に結ばれ、テキパキと手際良く、台所を所狭しと動き回るその姿は、どこか頼もしく見えた。
「あ、先生、今帰り?おかえりなさい」
「ただいま・・・てか、何してんの?」
「あ、う〜ん・・・お昼ご飯の準備・・・」
「もう?」
「ごめん、先生・・・私今日ちょっと用事があって・・・11時半には出ないと行けないの」
「そうなんだ・・・」
「ごめんね、本当に。ラップ掛けてレンジにいれて置くから」
「うん・・・」
スーツのまま食卓のテーブルに座り、彼女が料理する姿をじっと見つめた。
もし瞳と結婚したらこの光景が毎日見られるのか・・・そう考えるだけで思わず顔がニヤケてしまうし、凄くやる気が出てくる感じがする
彼女が居てくれるだけで、殆ど全ての問題は解決してしまいそう
なんら能動的に動く事をしなくても、瞳が俺の隣にいるだけで人生の全ての困難が自動的に丸く収まるような気がする・・・
「ごめん、先生、私行くね?」
「うん、気を付けてな」
「ごめんね、本当に・・・」
常に申し訳なさそうに俯いていた瞳は、結局一度も和希の顔を見る事は無かった。
足早に逃げるようにして家を出て行く瞳、和希はいつもしているように玄関まで彼女を見送る事が出来なかった。
・・・何故だろう
少し前までは永遠に続くとさえ思えた今の幸せな生活が、なんの前触れもなく壊れてしまいそうに危うくて頼りなく思える瞬間が、最近、ごくたまにだけど、脳裏を過る事がある
試験が近いからかな・・・もし落ちてしまったら、なんて事を考えてしまうからだろうか・・・
和希は重い腰を上げると部屋に向かった。
「お、きっかり12時。さすが瞳ちゃん、几帳面だね。さ、入ってよ」
「・・・・・」
「瞳ちゃん、お昼は?」
「まだですけど」
「だよね!だと思って、結構色々と食材買っといたんだ」
「・・・・・」
「ねえ、なんか作ってよ」
「嫌です」
「え・・・あ、そ、そう・・・」
「なんで私が作らなきゃならないんですか?」
「ははは、そうだよね・・・」
作り笑いをしていても、落胆した表情がはっきりと分かる岬の横顔。
瞳はそんな彼の顔を見て、心がざわめき出すのを感じていた。いや、母性を擽られる、といった方が良かったかもしれない。
だめ・・・騙されない、私は
表情豊かなのはこの人の生まれつき
私を無理矢理抱いたあの男は、紛れもなくこの人に違いないんだから
私は・・・何があっても心までは売らない
湧き上がる衝動を懸命に押さえ付け、得体の知れない想いから目を逸らそうとすればする程、彼を見つめる彼女の視線は厳しく、冷たくなっていった。
「そんな恐い顔しないでよ、瞳ちゃん・・・俺が何か作るからさ」
「結構です。私、食欲ないから」
「・・・・・そう」
彼は暗い表情で溜息をつくと、冷蔵庫を投げやりに閉め、ゆっくりと私の方に歩み寄って来た
憂いを含んだ彼の顔が近づいて来る
私は少しだけ後ずさりしながら彼の顔を睨みつける
彼はそんな事お構い無しに私の目の前に立つと、左手でうなじを撫でてくる
一瞬、身体に電流が走る
また・・・・始まる
彼に抱かれると分かっていながら、今日もここに来た・・・・・先生のお世話もしないで・・・
彼の端正な顔が近付いてくる
やだ・・・見たくない
この状況で目を瞑るのは、どこか負けたような気がするからしたくない
だけど、彼の顔をほんの数センチの距離で見てしまうと、私はすぐに自分を見失う事も知っている
見たくないけど、見たい?
分からない・・・・・
そしていつもみたいに、アレコレ考えている内に彼に唇を奪われるんだ・・・・・
・・・・・ほら・・・
やっぱ・・・・・くやしいけど、凄く・・・上手・・・・・
もう、目を開けていられない
唇と舌に全神経を集中させ、彼の唇による愛撫を受け入れる
熱く、滑らかで、上品で、下品で・・・・・全てが混ぜこぜになって私の口から身体中を愛撫する
単なるキスなのに、どうして脚が震えるんだろう
どうして何も考えられなくなるんだろう
どうして・・・・・・濡れて・・・くるんだろう
彼に舌を吸われながら、お尻を強く掴まれる・・・いつものパターンだ・・・・・そして次は背中を強く抱き締めて、パンツの中に手を入れてくるんだよね・・・
ほら、やっぱり・・・・・
だけど、結構、好き、かも・・・
貴方の事じゃなくて、貴方との、セックス、の事だよ?
私の心は・・・先生のものだから・・・
暗い玄関の廊下で、瞳はいつしか自分から爪先立ちになって彼の舌を夢中になって吸っていた。
食事を終えて食器を洗った後、そのままリビングで参考書を開く和希。
どうせ誰も居ないんだし、たまには気分転換で、と思いながら大きなソファの上で寛いでいた。
瞳、いつ帰ってくるんだろう・・・
また夕方までかかるのかな
てか、彼女には彼女の生活があるんだよな・・・
四六時中彼女の行動を気にかけるって、どうなのよ?
ちょっと女々しいかな、俺・・・
するとドアが開く音がした。
思わず腰を上げる和希。表情が緩んでしまうのが自分でも分かった。
瞳が帰ってきた?
ドアがしまった後、一向にリビングに来ない彼女に焦れ、和希の方から玄関に向かった。
「瞳、おかえり、早かったね」
そう言って玄関を覗いた時、葉月と彼氏が真っ赤な顔をして、肩が触れ合う程の距離に並んで直立不動で立っていた。
「か、和希君、居たんだ・・・」
不自然な二人。何故か口許を拭う彼氏。
すぐに和希は直前にこの玄関ホールで行われていた恋人達の「戯れ」を直感し、慌てて部屋に戻ろうとした。
「ご、ごめん、俺、部屋に戻るから」
後ろから葉月に呼び止められるのを無視して逃げるようにアパートへ戻って行った。
やべえ、やべえ
うわ〜、まじかよ〜
ひょっとすると、本人達以上に動揺したかもしれない。
部屋に篭るや否や、これから葉月の部屋で行われようとしている事を勝手に妄想し、勝手に興奮するいつもの和希がそこに居た・・・
俺、全然学習能力ない・・・
股間に伸ばした右手を止め、代わりにペンを握った和希。
早く瞳帰ってこないかな・・・
情けなく呟くと、覇気のない表情で参考書を開いた。
何度も寄せては引いてゆく波のよう・・・
高校生の時に読んだ雑誌に書いてあったセックスの例え
まだ経験の無かった私は先生と結ばれる事を夢見ながら、麻衣から無理矢理押し付けられた女性向けの雑誌を貪るように読んだ
だけど実際に経験してみると、そこに書いてあった以上に私は感動したし、先生から愛に包まれた幸せを、抱えきれない程沢山貰えたような気がした。生まれてきて本当に良かったとさえ思った。
セックスって、暖かくて、優しくて・・・愛を確かめ合う為の行為
世界中で一番好きな人とだけの、秘めやかで崇高な行為だと、ずっと思っていた・・・・・この人に会うまでは
ジェットコースターのように奈落の底まで落とされ、次の瞬間一気に空高く突き上げられ、そして弾ける
彼とのセックスは先生と全然違った
何もかもが違い過ぎた
ゆっくりとした波なんかじゃない
荒波どころか、雷に身体を撃ち抜かれるような激動
頭で考える余裕なんか一切ない
与えられるのは、恐くて死にそうな程の快楽
人間がダメになりそうな程の快楽
私はこの人に抱かれて自我を翻弄され、骨抜きにされる
さっきから何度も極限まで突き上げられ、爆発する寸前で止められる
もう何度お預けされているのか分からない
多分私今、だらしない顔してるんだろうな・・・・・
意識があるんだか無いんだかも分からない
ずっとフワフワしている
「いかせて欲しけりゃチ○ポ入れてって言えよ」
こんな時に言われたらなんでも言う事を聞いてしまう
いや、積極的にそうしたいとさえ思ってしまう。この人が望むなら・・・
「・・・チ○ポ・・・入れ・・・て」
「え?聞こえないよ、瞳」
「・・・チ○ポ、入れて」
「は?」
「チ○ポ・・・・入れて」
「もう・・・やめるぞ?」
「チ、チ○ポォ、私に入れてぇ!」
「ははは、よく言えたじゃん」
やった・・・
やっといかせてくれるんだ・・・
あん・・・凄い・・・奥が・・・凄い・・・あぁぁ
「瞳、どこがいいんだ?」
「お、奥が・・・いい・・・ああんっ!あああああっ!」
「ここか?ここだろ?」
「んはっ!・・・凄っ!・・・・・」
「彼氏より気持ちいいか?」
「・・・・・あ・・・えぇ?」
「お前の彼氏、ちゃんとここ突いてくれるのか?気持ち良くしてくれるのか?」
「・・・・・」
な、なんでそんな事・・・
いやだ・・・やだよ・・・・
先生の事、思い出させないで
あ、また止まった・・・・
なんで・・・・・
酷いよ・・・酷い
い、いやぁ・・・
「なあ、瞳、彼氏はちゃんとお前のこと、気持ち良くしてくれるのか?」
「い・・・や・・・・」
「何?聞こえないよ?」
「お願い、やめて・・・」
「分かった、やめようか」
彼がゆっくり腰を引いてゆくと、ピッチリと満たされていた膣の中が急に寂しくなる
どうして・・・どうしてそんな意地悪するの?・・・
さっきからずっと貴方の言うこと、聞いてきたのに・・・
いやよ・・・こんなの・・・
切ない・・・私の身体・・・切なくて・・・死にそう・・・
お願いだから・・・意地悪しないで
巨大な亀頭が膣から完全に抜けようとした時、瞳は岬の二の腕を掴み、媚びるように彼の顔を見つめた。
うわ・・・すっげえエロい顔してるよ、瞳・・・
はは、一気にいけそうだな、今日は・・・
「す、凄く・・・いいです・・・」
「何が?」
「岬さんの・・・が」
「彼氏よりも?」
瞳は眉尻を八の字に下げ、溢れそうな涙を溜めながら微かに頷いた。
「分かんねえよ、ちゃんと言ってよ」
「岬さんのが・・・いいです・・・」
「だから何が?」
岬は腰を微妙に円を描くように揺らし、膣口の外周を亀頭で愛撫した。
「み、美咲さんの・・・チ・・・○ポが・・・」
「誰のより?」
「彼氏・・・のより・・・」
「ちゃんと続けて言えよ」
彼女は血が出るほど唇を噛み締め、顔を真っ赤にしながら言った。
「貴方の・・・チ○ポ、の方が・・・彼氏のより・・・いい・・・・です」
岬はそれを聞いて柔らかに微笑むと、瞳の頭を優しく撫でた。
そして一度膣からペニスを抜くと、瞳の愛液で白くなったコンドームを外してしまった。
「よく言えたな。いいよ、全部入れても」
彼がそう言い終えるか終えない内に、瞳は彼の腰を両手で引き寄せ、そして自ら股間を押し付けた。
パンパンに勃起した彼のペニスが、愛液が溢れる彼女のヴァギナの中を何一つ隔てぬまま、奥まで一気に埋め尽くす。
彼女の思考は既に正常な状態ではなく、その興味は如何にして膣の奥深くまで彼のペニスを受け入れるか、ただその一点のみ。
それを遂に果たした彼女は、大きく仰け反って自分の中心を貫く鉄のように硬いペニスを身体全体で抱き締めた。
異常なほどの存在感、それを膣の中の柔肌全てを使って実感したかったのに、そう思った次の瞬間、彼は怒濤のごとく腰を打ち付け始めた。
彼女の愛液と彼の透明な液が混ざり合う狭い肉壷の中を、生のまま摩擦し合う肉と肉。いつもよりはっきりと実感できるカリの大きな段差が膣の肉癖をゴリゴリと擦り上げる感覚、彼女の意識が遥か上空を漂うまで高まった時、二人の股間を温かく濡らす大量の潮がヴァギナから溢れ出した。
極限までM字開脚した彼女の細く長い脚の爪先が反り返り、身体中がガタガタと震えだす。
真っ白なお腹はカエルのように極限まで膨らんだと思ったら肋骨が浮き出るほど引っ込んだり。それを何度も繰り返しながら壮絶なアクメを迎えた。
死ぬ・・・こんなの・・・・・有り得ない・・・・・・
彼女は声を出すことも出来ず、呼吸する事すら忘れ、深い深い奈落の底へ落ちていった。
時間にして数分だろうか
口の中でまぐわうように私の舌に絡みつく温かい感触で目が覚めた
どうやら私は気を失っていたらしい
「目が覚めた?」
額に汗を浮かべながら微笑む美咲さんの顔
意識がはっきりしなくとも、その整った顔に間近に見つめられ、恥ずかしさで顔を背けたくなる
やだ・・・私、トキメいて、いる?
下を向くと、だらしなく開ききった私の股間の向こうに、長く太い彼のペニスが出し入れされているのが見えた
何これ・・・凄くいやらしい・・・
あんな大きいのが私の中を出たり入ったりなんて・・・ああ、凄いエッチ・・・・・
意識がはっきりするにつれ、子宮の奥が・・・また・・・
「また気持ち良くなってきちゃった?」
うん・・・そう・・・貴方の、本当に反則・・・・
私、もう訳わかんない・・・壊れっちゃった・・・かも
何度でも、何度だって・・・永遠に続いていきそう・・・
ああああ、凄く気持ちいい・・・
瞳は彼の頭を両手で抱き締め、強く唇を押し付けた。
お互いの髪の毛をグシャグシャにしながら、貪り合う唇の隙間から涎を溢れさせながら、彼はピストンをいよいよ大きく、速くしていった。
「このまま、いくぞ」
唇を触れ合わせながら岬は告げた。
「で、でも・・・」
「愛してる、瞳・・・お前の中に、出したいんだ・・・俺の精液で、お前の子宮を一杯にしたい」
愛してる・・・瞳にとって魔法のその言葉。
彼女は彼の唇を甘噛みする事で意志を伝えた。
バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!
全身をしならせて子宮の向こう側を乱暴に突き立てると、一気に爆発させた。
亀頭の先から彼女の子宮の中へ向けて勢いよく何度も何度も精子を射出し、同時に唾液を彼女の口の中に大量に流し落としていった。
彼女は両手両脚で彼の身体を締め上げると、上と下の「穴」で彼の体液を貪欲に吸収し始める。
長い射精が終わっても、二人は密着したままお互いの身体を貪っていた。
一時だって離れたくない、本能が二人を離さなかった。
いつしか彼のペニスは彼女の子宮に抱かれたまま、数度目の勃起を始めようとしていた。
「このままずっと、ずっと瞳と繋がったままでいたい」
瞳は蕩けきった表情で頷くと、彼が出した唾液が滴る舌に自らの舌を絡めていった。
再び軋み始めるベッド。
外はまだ明るかった。
ロードワークを終え、部屋に戻る前に宮條家に立ち寄って湿布を取りに入る和希。
玄関に大きなスニーカーが無いのを確認してから中に入り、リビングで薬箱の中を見ていると、後ろから葉月の声がした。
「あ、和希君・・・」
「葉月ちゃん・・・あ、ごめん、湿布貰っていくから」
「そ、それはいいんだけど・・・」
何かを続けようとする葉月。
しかし和希はそれを何となく聞きたくなかった。
殆ど妹みたいな女の子の口から、生々しい話など聞きたくなかったのである。
しかし、和希より遥か年下の女の子の覚悟は、彼よりもずっと強かった。
「あ、あの和希君さ・・・」
「ん?・・・何?」
「さっきの事なんだけどね・・・」
「うん・・・」
「おうちに誰もいないと思ってね・・・ちょっとだけ、彼氏とイチャイチャしちゃったんだよね・・・」
「あ、そう・・なの・・・」
「なんかさ、不愉快な思いさせたら申し訳なかったかな・・・って思って」
「いやいや、全然そんな事ないよ!」
真っ赤な顔をしてモジモジする葉月に、比較的大きな声で答える和希。ほんの少しだけ裏返ったその声に、一気に緊張感が溶けていった。
「良かった・・・軽蔑されたかと思った・・・本当に良かった」
心から安心したような表情をした後、ニコニコと微笑む葉月。その可愛い笑顔に、和希も自然と顔が綻んでいった。
本当に可愛いな・・・葉月ちゃん
明るくて正直で飾り気なくて
姉にないものを妹は持っているし、妹にないものを姉は持っているし
色々と理想だよな、こんな家族
「か、和希君あのね・・・この事は・・・」
「分かってるって、そんな野暮なことするわけないじゃん」
「本当?有難う!マジ大好き!和希君!」
靴を履いている時に後ろから抱き着いてきた葉月。姉程ではないにせよ、現役の女子高生の胸の膨らみを背中に感じ、大いにキョドる和希。
大笑いしながら階段を駆け上がる彼女を見上げながら、溜息をついた。
後は昇段審査通って司法試験に合格すれば万事OKなんだけどな
・・・さてと、勉強すっか!
玄関を飛び出す和希の背中は、どこか意気揚々としていた。
「なんでヒール履かないの?」
彼の質問には答えず、踵の低い靴を履くとバッグを抱えて玄関に立った
何故買ってもらったサンダルを履かないのか・・・・履きたくないから、としか言い様がない
あの時貴方に見せるためだけに自分で買った黒いサンダルの事も、後悔はしていないまでも、認めたくない、とは思っている
あの時の自分自身を認めたくないのに・・・・
「明日の事なんだけどさ」
後ろから抱きつきながら私の耳元で言う
うなじにかかる吐息がむず痒い
「俺3時には出ないといけないんだわ。だからいつもみたいに2時からだと結構きついんだよね」
「・・・・・」
「だけど俺、昼前には部屋に戻ってるから」
ずるいな、岬さん・・・
はっきり何時に来いって言われた方がいいのに
私が昼はダメなこと分かっててそんな事言うなんて・・・
「あとさ、後ピルなんだけどさ、2日以内に飲めば大丈夫なんだけど、持っていく?」
「・・・・・」
「まあいっか、明日でもいいもんね。部屋に来てからでもいいよね」
「・・・・・」
「てかさ、瞳ちゃん、これから暫くピル飲んでほしいんだけど」
「え?」
思わず振り向いてしまった。
「だって瞳ちゃん、究極のツンデレなのかどうか分からないんだけど、全然違うんだもん」
「何が?・・・」
「抱き合っている時はあんなに情熱的なのに、今はまともに話もしてくれないじゃん」
「・・・・・」
「そんだけ彼氏の事が好きなんだろうなって事は分かるけどさ」
彼は前から私の事を強く抱き締めて言った
「絶対に俺は君を振り向かせる。まずは俺から離れられない身体にしてやりたいんだ」
「な、何を!」
「愛してる人に何でもいいから認めてもらいたいと思うのは間違ってる?」
「・・・・・」
「俺、結構自信あるんだよ、俺がこの女を幸せにできるって。だから今みたいに邪険にされるとさ、何か凄い凹むからさ」
「・・・・・」
そう言って彼の部屋を送り出された。
岬さん、自分に都合のいい事ばかり言ってる
確かにあの人のセックスって・・・・・
だけど・・・
どんなに岬の存在を否定しようと思っても出来ない。彼の存在を消したくても消せない。
もう葛藤するとか、そういうレベルの話ではないことは彼女自身分かっていた。
また、それを認めると全てが終わる事も分かっていた。
私、本当に最悪な女・・・
そう呟くことで自分自身を陥れ、悲劇のヒロインを自演することにも慣れた。
少なくとも何も思わないよりは、そうやって自虐を繰り返してまでも、彼女は自分の行動に理屈付けをしたかっただけなのだ。
彼女にとって全てを理論付けて明快にする事は、今の生活を無きものにする事くらい分かっていた。
だから曖昧な状態のまま、自分に都合よく、決して能動的ではなく今の状況を是としようとしていたのだ。
翌日、昼食の準備をしながら瞳は迷っていた。
岬の部屋に行くべきか家に居るべきか、ではなく、正午に行くべきか2時に行くべきか、という事を。
既に昨日と同様、いつもより早めに食事の準備を始めていた時点で、答えはある程度は出ていたのだが・・・
「先生、ごめんなさい、昼食の準備はしておきました。今日もちょっと早めに出ていきます」
和希が職場を出た頃、瞳からメールが届いた。
まだ10時30分だった。
彼は軽く溜息をついて携帯を内ポケットに入れた。
授業かな・・・
最近忙しそう、瞳
なんか俺のために昼飯準備してもらうのって、ちょっと申し訳ないかな
朝大学行って、戻ってきて俺の為に飯作って、また大学に行ってって・・・
大変だろうな
ごめんな、瞳・・・・・
俺、ある意味ヒモみたいなもんだよな・・・
彼女の忙しい毎日を思いやり、自分の無力さに気分が落ち込む和希。
そんな彼の優しさをこの世の中で一番知っているのは瞳、彼女が彼に惹かれた理由もそれだった。
物心がついた頃から彼の優しさに頼りっきりの瞳。これまでの人生の殆どを彼の隣で過ごし、そして彼の一途な優しさを一身に受けてきたのに・・・・・
「あんっ!あんっ!あっ!あっ!いいっ!・・・いいっ!彼氏のより・・・ずっといいっ!」
「俺の方が、全然いいだろっ?」
「いいっ!貴方のが・・・彼氏より、あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
背面騎乗位で岬の上で腰を振る瞳。
フラダンスを踊るように縦横無尽に振りまくる彼女の卑猥な腰つきを背中から眺める岬。
アナルまで真っ白に泡立つ結合部分、肌と肌が直に触れ合う二人の性器は、グッチャグッチャと盛大な水音を響かせていた。
「あああっ!いやぁぁっ!イクッ!・・・イクッ!イクイクっ!・・・ゥゥゥゥゥゥ!」
岬は股間がじんわりと温かくなるのを感じ、後ろに倒れてきた彼女の身体を抱き締めた。
腕を交差させて豊満な胸を揉みしだき、下から腰を突き上げる。
硬く凝った乳首をギリギリと摘むと、弛緩しきった彼女の身体が再び覚醒してくる。
「あ・・・いや・・・奥が・・・あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、ああああ・・・・・」
「お前の彼氏じゃ届かないだろ?」
緩やかに腰を送り出す岬に彼女は何度も頷いた。
彼ほどの巨根になれば、どんな窮屈な体位だろうが間違いなく子宮へ届く。
「や、やだ・・・また・・・きそうっ・・・きちゃう・・・」
左手の指を臍にこじ入れ、右手で大きく勃起したクリトリスに触れた瞬間、瞳は岬の身体の上で腰をくの字に曲げると、そのままアクメを迎えた。
粗い呼吸をするのみで反応が薄くなった瞳を仰向けに寝かせ、顔が隠れるほど乱れた髪の毛をそのままに、正常位で貫いた。
メリメリと音がしそうな程アンバランスな彼の太さと彼女の小ささ。
白く濁った愛液と奥から止めど無く溢れる透明な愛液で果たされる充分な潤滑効果が、きつく触れ合うペニスとヴァギナの摩擦をこの上ない快感に変化させる。
巨根と名器の二人だけがこの至高の快感を得る事ができる。
「あ、あ、あ、ああ・・・ふ、深いぃ・・・・・」
「瞳、口開けて」
岬にそう言われ、重く感じる両手で乱れた髪の毛を整えて取り敢えず口元だけを顕にすると、彼女は大きく口を開けた。そしてそこに唾を垂らす岬。
糸を引いて垂れ落ちる岬の唾を飲み込むと、言われもしないのにまた口を開ける。
これを数回繰り返した後、再び彼の「口撃」が始まった。
「俺のチ○ポ、好きか?」
「す、好き・・・あん、あん、あん、あんっ!」
「彼氏のは?」
「・・・・・・・」
「お前、奥が一番感じるんだろ?」
「は、はい・・・・」
「彼氏ので届くのか?」
「届かない・・・・」
「彼氏、小さいのかよ、かわいそ・・・ははは」
「いや・・・いやぁ・・・・」
「俺のチ○ポと彼氏のチ○ポどっちがいい?」
「・・・・・・・」
「なあ、はっきり言えよ、どっちだ?」
「岬さんの・・・・」
「聞こえないよ」
「岬さんの、チ○ポ・・が、いい・・・」
岬はそれを聞いて腹の底から湧き上がるような興奮に我慢ができなくなった。
「いくぞ・・・」
彼はそう言うと、彼女の片脚を抱え込み、松葉崩しのような形で腰を激しく振り出した。
膣襞の小さな力コブがぎゅうぎゅうにペニスを締め上げ、カリ首に纏わり付き始める。
掘削機のように腰を無茶苦茶に動かす岬。彼女の豊満な胸が揺れ、全身を覆う柔らかい肌までもがピストンの度に上下に小刻みに揺れる。
堪らず岬は一番深いところまでペニスを挿し入れると、子宮の奥に亀頭を侵入させ、ドクドクと最初の射精を果たした。
その脈動に合わせ、弓なりにした身体をピクッ、ピクッと痙攣させる瞳。
最高・・・・・
これ、マジで妊娠するな・・・・・
ペニスを抜くと、ポッカリと丸く穴の開いた瞳のヴァギナから精液がドロリと溢れる。意識的なのかそうでないのか分からないが、ヴァギナは何度もパクパクと収縮を繰り返していた。
別の生き物のように蠢くその部分に指を入れ、中を掻き出そうとする岬。瞳は身体をクネクネと悩ましく動かしながら、彼の脚を強く掴んできた。
彼女の思考はゼロ、ただ単に自分をここまで気持ち良くしてくれる相手に対し、同じように気持ち良くなって欲しいと思う女の本能のまま、彼女は行動しようとしていた。
ひとり寂しく昼食を取る和希。
作り置きとはいえ、相変わらず瞳の作る御飯は最高に美味しかった。
この日は午後から1時間だけ稽古に出掛ける予定にしていた和希は手際よく後片付けを終えると、自分でコーヒーを入れてソファーに座った。稽古前の30分は中途半端に勉強しても意味がない。
20人組手はスタミナとの勝負だからな
ロードワークのお陰であんま心配はしていないけど、後は体調管理かな
瞳の作った御飯を毎日食べているから、これも大丈夫か・・・
兎に角ここで怪我をしないようにやりきって、そしていよいよ司法試験
これは何が何でも合格しなけりゃならない
瞳とお父さんやお母さん、葉月ちゃん、俺を今まで家族同然に支えてくれた皆の為にも死んでもパスしなきゃならない
マジで勝負の時だ・・・
ああ、何か緊張してくるな、そう考えると
あ、でもその前に大事なイベントがあった!
これ忘れちゃダメだろ、絶対に
和希は瞳の笑顔を思い描き、顔を緩ませた。
瞳、びっくりするだろうな〜
喜んでくれればいいけど
いや、喜ばないはずはないか・・・
なんてったって、プロポーズ前の一番のイベントだからな
あ〜、何か早く来て欲しいような来て欲しくないような
和希はソファーに倒れこむとクッションを顔に押し付けた。
空手の昇段審査、瞳とのイベント、司法試験
これから訪れる3つのイベント・・・・・
その中で、彼の人生を左右する大きな転機となるのは、昇段審査でも司法試験でもない。瞳とのイベントだった。
彼にとっては楽しみ以外の何ものでも無いはずのイベントが、その後の人生を大きく変えていく事になる。和希だけではなく、彼に関わる全ての人達の人生を・・・・・
午後2時を過ぎた頃
瞳がシャワーから出てきて、服を着て化粧を直している時。
上半身裸の俺はベッドに腰掛ける彼女の隣に座り、一つだけ開けたアイスクリームのひとさじを彼女の口に運んだ。
彼女はクスッと笑うとピンク色のルージュがひかれた唇でパクッと口に含んだ。
セックスが終わった後、冷たい態度を取っていた昨日までの瞳はそこにはいなかった。
今度は自分が一口食べ、そしてまた彼女の口元にスプーンを近づける。
彼女は唇が若干捲れる程強く加えると、軽く舌なめずりをした。
それを何度か繰り返す内に彼女から笑が消えた。
今度は悪戯に自分の舌の上にアイスを乗せ、それを彼女に差し出す。
瞳は一瞬躊躇したものの、俺の舌を包むように優しく口に含んでくれた。
二人の視線は絡み合うようにお互いだけを見つめ合っていた。
やっぱすげえ可愛いな・・・瞳・・・
お前だけで、いいかな・・・・
彼女を見つめながら人差し指でアイスを掬いだし、彼女の口に運ぶ。彼女も視線を俺から外さずにその指を咥えてくれた。ネットリと絡めるように・・・
その指を深く差し入れながら、俺は同時に彼女の唇を舐めた。
俺は彼女の口の中を唇と舌と指で翻弄し、彼女は俺の舌と指に交互に舌を絡めてきた。
既に彼女の目は蕩け、口からは涎が溢れそうになっていた。
「もう出掛けなきゃいけないんでしょ?」
彼女の問い掛けを無視すると、俺はジーンズを脱いで彼女の前に立ち、パンツから勃起したチ○ポを取り出すと、そこにアイスを塗りたくった。
もう言葉はいらなかった。
彼女は舌を伸ばすとアイスに塗れた亀頭をクルクルと舐めまわす。
そして溶けたアイスが竿から垂れそうになると、大きく口を開けてスッポリと咥え込んできた。
彼女の冷たい口中が熱いペニスを冷やそうとするその感触に、少しだけ腰が引ける。
「あと1時間あるから」
そう告げて彼女をベッドに押し倒した。
今日はこれまで、彼女と二人で彼氏の事を蔑み、引き合いに出した浮気セックスで激しく彼女を犯した。そしてその後はシャワーを浴びて泡まみれになりながら彼女のアナルを2度犯した。
あんなにも激しく抱いたのに、彼女は一切文句を言わないどころか、積極的ですらあったように思う。
だから最後は・・・優しく抱いてやるんだ・・・・・
そして・・・
今からこの女を俺のものにする・・・
彼女の下半身だけを裸にし、正常位で繋がった。
無表情だった彼女の顔が次第に歪み、甘い吐息が漏れ始める。
彼の動きは深い結合を実感させるようにゆっくりとしたものだった。
彼女の膣の中を優しく擦り上げ、Gスポットを押し付け、そして子宮を持ち上げるように奥を突く。優しい動きはそれまでのような急激な高まりを見せないものの、彼女にとってはより一体感を感じさせるものだった。
腰を動かしながら、彼女のうなじや耳を甘噛みし、舐め上げ、そして愛を囁き続けた。
「愛してる」
「大好きだ」
「お前だけだ」
その度に彼女の膣の奥が若干収縮するのが分かった。
そして最初のアクメは突然だった。
「あ・・・あああっ・・・いくっ」
控えめにそう言うと、ゆっくりとした動きの中で果てる瞳。そのまま優しくピストン運動を続けながら、彼は行動に移した。
「瞳、お願いがある」
「・・・・・」
「愛してるって、言ってくれ」
「え・・・・」
「俺の事、愛してるって」
「・・・・ダメだよ・・・」
「嘘でもいいよ・・・」
「そんなの・・・」
岬さん、卑怯だよ・・・
こんなに優しく抱きながらそんな事言わせるなんて
だって・・・・だって私、岬さんの事、愛してないし・・・・
愛してるのは、先生だけ、だから・・・・・
いつも激しく揺さぶるような抱き方ばかりしてきた岬とは思えない優しいセックス。
瞳は戸惑っていた。
「俺は瞳の事、愛してる」
「・・・・・」
「だからお前とは何度だってできるんだ」
そう言いながら少しづつ動きを速めていった。
「あ・・・あ、あ、あ、あ」
突く度にリズミカルに喘ぎ出す。
左の掌で彼女の頬を優しく包み込みながら、腰の動きを徐々に激しくしていった。
彼女は自分の右手を彼の左手に重ね、泣きそうな目で彼を見つめた。
ほ、本当に反則・・・
ずるいよ、岬さん・・・ずるいって・・・
私、また・・・・
「今だけでいい、俺に抱かれている今だけで」
「・・・・・」
岬は一度彼女にキスをすると、鼻と唇が触れある距離で言った。
「愛してる、瞳・・・お前は?」
岬さんの目、少し青くて、そして深い・・・吸い込まれそう・・・
本当に・・・格好良いよね・・・・
私、好きかも、貴方の顔・・・・・
「愛してる・・・岬さん」
その瞬間、私の中で微かに彼のペニスが膨らんだような気がした・・・
「瞳、一緒に行こう」
「うん・・・・」
両手を瞳の頭の上で恋人繋ぎに変え、貪るようにキスをした。
上半身を密着させたまま、岬の腰だけが激しくグラインドし、一気に二人を高めていった。
「愛してる、瞳、愛してる」
「私も・・・愛してる」
「瞳・・・瞳!瞳!瞳!ああ、俺もう!」
「わ、私も・・・イクッ・・・イクッ!」
ギリギリと握り合う手と手。
瞳は慟哭するように涙を流しながら、深いアクメを迎えた。
言っちゃった・・・私・・・・・・言っちゃったんだ・・・
今だけだから・・・先生・・・今だけだから・・・・ね
LoveStory Of J&H
○月×日:晴れ
今晩わ。
いや、長かった・・・・
本当に長かったよ。
やっと、落とせたよ、Hの事。
詳しくは書かない代わりに、隠し撮りした動画を何本が添付するからそれを見てくれ。
あ〜、なんか結構充実感あるな〜
今までにないくらい苦労したからさ。まあそれだけのレベルの女だったからね。
動画では声変えてるけど、俺の事愛してるって言わせたんだよね。無理矢理だけど(笑)でも心配いらないよ。もうこの子は黙っていても俺のところに来る。
帰り際に言ったんだ、もう無理強いはしない、俺はいつも部屋にいるからお前の来たい時の来いって。自分なりにけじめが付けられる時に彼氏と別れろってさ。全部無視されたけどね(笑)
以前抱いた時は1ヶ月の約束があったんだけど、今はそんなもん一切ない。だけど彼女は俺の所にこれから多分毎日来るはずだよ。
なんでそんなに自信があるんだって?
理由は簡単、俺に惚れたから。
俺の顔や身体やセックスや優しさや厳しさや、まあ俺の全部に惚れたからだよ。本当は以前から分かってたけどな(笑)
暫く他の女いらねえかな。こんないい女いねえもんな。せっかくピルも約束させたしさ。
暫くはちゃんと付き合ってみようかなと。・・・とか何とか言ったりして、俺も真面目になったよな(笑)
動画1
ブ男ダメ彼氏を二人で罵倒しながらやってるところ。「彼氏のチ○ポよりこっちの方がいい!」て言わせながらしてる(笑)音にエフェクトかけてます。
動画2 3
見ての通り。
動画4
愛してるって言わせた後の動画。服着てたのに、最後は自分で全部脱ぎ捨てて襲ってきた(笑)声加工済みね。
深夜1時過ぎ、ベッドに入ろうとしたところで届いたブログを一読し、和希は重い気持ちで動画を開いた。
動画はどれもベッドの頭の方から撮っており、距離が少し遠かった。画質も粗くしているのか、顔の表情までは見えない。
一つ目。
正常位でセックスする二人。
「好き!こっちのチ○ポ、これがいい!」という声が聞こえる。
女が背骨が折れそうなほど弓なりになると、恐いくらいに痙攣している様子が映っていた。
二つ目。
男が女の顔の上を後ろ向きに跨いで、女の股間に激しく右手を出し入れする映像。身体を起こした男の尻は完全に女の顔に密着していたが、女は腰を悩ましげにくねらせながら、右手で勃起した異様に長いペニスを扱いていた。
三つ目。
お互いが横になりながらのシックスナイン。男は女の股間を攻め、女は男の足の指を一本一本しゃぶっていた。
四つ目。
ベッドの隣の椅子に座る男に跨って腰を振る女を背中から撮っているもの。
「愛してる」「好き」を連呼しながら腰を振る女は卑猥だった。腰の動きが半端なく、下手なダンサー以上だと思った。
このカップル、二人共凄くスタイルがいい・・・
画面が粗いからよく見えないけど、男の顔は凄く整っているように見える
この女の子の大きい胸を揺らしながら痙攣する姿って、なんかもう言葉では表せないな・・・
女の子が本気でいくと、こうなるのか・・・
っていうか、あまりにも現実離れし過ぎて・・・ちょっと俺、よく分かんねえや・・・
比べる事自体無意味な事は分かってはいたが、嫌でも瞳との逢瀬を思い出してしまう。
殆ど同じ人間とは思えないその映像の中の二人に萎縮してしまい、彼は自慰する事も忘れ、そのまま布団に潜ってしまった。
俺には瞳がいる
動画の中の女なんかより、ずっとずっと可愛くて誠実な彼女が俺にはいるから・・・
何かに言い訳するように彼は独り言を呟き、眠りに落ちて行った。
・・・真夜中に目を覚ます和希。
心に引っかかるある思いが彼の熟睡を邪魔していた。
和希は再び携帯を開き、動画を見た。何度も何度も繰り返し、見た。
んなわけ、ないか・・・・
彼は呟くと、目を瞑った。
明日も早い・・・
おかしな事考えないで、寝よう・・・
Comments
正直引っ張り過ぎてもう瞳にも魅力感じないし、焦燥感より馬鹿馬鹿しさや苛々が先に立ちすぎてなぁ。
結局のところ、どっかにありそうなオチになりそうな気がする。ヒロインに魅力ないからもうね。
とはいえ、作者様お疲れ様です。
今はまだ主導権握ってるけれど、瞳のしたたかさが発動された時
結局、二人の男が手玉にされたって落ちが待っているような気がして
ならない。
名作だと思います
姉妹丼エンドにしてくれればそれで満足
だんなの足を引っ張るだけ。
ただこの和希って子もろくな弁護士にはなれそうにない
ていうか聡明さのかけらも無いから司法試験には受からないだろう
寝取られ男の設定を間違ってなければ名作だったかもしれん
瞳は新しい彼に依存して大丈夫なんだろうが。
それは完結した後の総ツッコミポイントだ早漏。
本当に(;´Д`)スバラスィ
でも、もう和希はいらないかな・・・
ちょっと哀れすぎだわ。
早々に退場させたほうがいんじゃね?
和希が主人公?なんだよね
しかし和希のプロポーズで関係者の運命が変わるって
葉月ちゃんもついに岬に堕とされるフラグか?
和希は隅っこでオナニーでもしてればいいです
アホ主人公の志村後ろ後ろ!ばりの鈍感コメディはいつまで続くの?
ここまで来たら安易な悪落ちや刃傷沙汰にしてほしくない。
予想を遥かに越える行動を見せてくれると期待。
和希のケツ穴も掘って、瞳から和希を寝取るというW寝取られという新機軸を開発すればいいと思いマース。
だけどもう既に、物語がダレダレたよ。
もっと添削し推敲してイラナイシーンを削除した方が良い。
ジワジワくる焦燥感を意識してるんだろうけど読者としては、こってりモノに更に
大量の油を加えて旨いだろ旨いだろうと薦めてもお腹一杯ですよ。
もう飽和状態なのに・・・
あと和希に、の2chの有名なテンプレを貼って終了な気分です。
俺はジワジワ来るのが大好きだし、エロに関してはお腹一杯て事はないな(笑)寧ろもっともっとエロい場面があってもいいくらい。
作者さんはもう道筋は決まっているんだろうから、他の意見には惑わされず、予定通りで完走して下さい。
なんだかんだ言っても、投下されてからあっという間にこれだけレスがつくんですから。
ところで2chのテンプレって何?
今回は、登場シーンも多くなかなかに楽しませていただきました♪
これからラストにかけてどのように絡んでいくのかますます気になってきました!
作者さん楽しみにしております〜
ブログの記事だけでなく、実際の地の文での描写が
私はメシウマ展開が好きなので、
ずっとおあずけ状態であります。
妹やセフレとの描写はどーでもいい。
メシウマ部分も行為の描写に負けぬよう、ねちこいと嬉しい。
器具やら特殊プレイとかに走りすぎると
恋人感覚で浮気を楽しむ空気から離れて醒める
http://shikoushidan.blog23.fc2.com いまはここに期待してる
抜き専用エロテキストとしてなら、それはそれで悪くはないんだけど、
瞳が、アホの子とかスイーツとか通り越した、「男の勘違い」丸出しな
2次元エロキャラ風に移行しちまったのが、ちょっとな。もったいない。
モノローグも含め、もう少し、瞳の口数減らした方がヨサゲな感じかも。
ほぼ避難で埋め尽くされたレスを見て少々落ち込んでいます・・・・
瞳のエロを今回で書き尽くしたいと思っていたので、ある程度は覚悟してましたけどね(苦笑)
だけど、例えば葉月にしか興味のない方がいたり、逆に葉月や外野には興味が無いという方がいたりとか、道具とか(笑)本当にいろんな意見がありますね。
皆さんの意見を全て取り入れられれば良いのでしょうが、万人に受け入れられる筋書きを作るなんてのは絶対に不可能ですので、やっぱり元々私の頭の中で決まっているエンドを目指して書き進めて行くしかないという事になります。
この物語、間違いなく主人公は和希と瞳です。
また、瞳が喋り過ぎとのご指摘もありましたが、半落ちしたこれからは彼女の内面の描写は減ると思います。今までは瞳の立場で話を進めてきましたが、今後は和希目線も同じ位に入れて行くつもりです。
今回は瞳のエロを書のが主眼と言ってもいい位です。ご指摘の通り岬というか、私の願望と妄想を興奮しながら文字にしました(笑)
取り敢えず、瞳のエロが書けてすっきりしましたので、エロ全般は今回みたいな油ギトギト系は今後はないと思います・・・・いや、やっぱあるかな(笑)
ひょっとしたら益々瞳の事が憎たらしく思えて来るかもしれませんが、残り数回、ハッピーエンド向けて頑張ります。
因みに三連休過ぎまで仕事が超多忙になり、合間で書き留める事が殆ど出来なくなります。また間が少々開くかも知れませんが、見捨てないで下さい(笑)
よかった!
作者も登場人物たちも、安易なダークサイドに堕ちぬようがんばって下さい。
でも、前後生中出し余裕しかも避妊なし、淫語も彼氏貶しも応じ、
アナル舐めや足指舐めも余裕、喜んで好き放題使われる状況って、
「完落ち寸前」ではあっても、「半」落ちってのは、違和感全開だな…
あと、↑で他の方も書いてるけど、浣腸描写がないのは結構気になる。
プレイのテンション的に、ATMとか既に余裕でカマしてそうだし、
基本的に毎回即尺即ハメっぽいし…。また、岬の意気込みからすると、
いずれ、他の全てのセフレを超える領域…飲尿とかその先まで行くかな?
…で、そんな汚れた口と身体で、和希に愛の言葉を囁き、キスを交わし、
本心を隠しつつセックスに応じる瞳…やっぱ「半落ち」どころじゃねーぞ。笑。
ま、ここまで来たんだから、下手にリアリティとかは追い求めず、
ひたすらエロ全開で突っ走って、我々の性欲を刺激してくださいな。
お疲れ様です(割とマジメに >作者さま
っていうかそれを目的で読んで、やっとエロくなってきたと思ったらもう収拾に向かうのか。
もっと細かいエロ描写で一年くらい引っ張ってもいいのよ
私の中では、落ちるか落ちないか、のニ択しかありません、基本的には。それじゃあまりにも幅が無いので、それ以外を「半落ち」にしてるに過ぎません。すいません、大雑把で(笑)
ですが、上記に言われてる「寸前」は丁度良い表現ですね。
あと浣腸云々は表には出てきません。グロいのは苦手なんです・・・・飲尿ですら、自分自身の一線を超えてしまったかな、と思った位のヘタレなんです。彼女のキャラを強調する為に思い切って踏み込みました。岬はイマイチ乗り切れて無かったですよね?あれ、実は私の気持ちだったりします。
また、油ギトギトが好きな方もいたんですね、この期に及んで(笑)私と気が合いそうです。
すみません、ダラダラと。
ではおやすみなさい・・・・zzz
色々嗜好がでてくるわけで、
避難じゃなくて、趣味が合わないだけですよ。
私には発覚以後こそメインディッシュです。
楽しみにしております!!!
いつまで経っても同じような展開とエロだし。
あほらしい。
毎回、楽しく読ませていただいています。
もう、瞳は完落ち決定のようですね。
早くから肉体は岬に落ちても、心は和希にあった瞳がどの様に堕ちて行ったか、より深く知りたいです。
完結後でも結構ですから、前回と今回の岬視点のブログの内容を瞳視点で読んでみたいです。
和希君関係者の運命が変わるという、不穏な文を見て現状、ハッピーエンドになるのが想像できないのですが、誰にとってのハッピーエンドなのでしょうか?
影は薄いですが、和希くんにも救いがあるといいなと思っています。
続きを楽しみにしております。
こんなに読んでる人沢山いるの?
ちと怖い位だね。
某ブログで連載されてるストロベリーなんちゃらは本当にひどいな
魔法少女よりひどいかもしれん、コメント欄でもフルボッコだし
こいつはpixivの某作者の伝説の駄作を超えるひどさだな
関係者って宮條家の人しか居ないような?
瞳の両親や妹が岬に何かした?
話自体は今のところ概ね落とされる瞳視点で語られてるのが良いし、エロもコッテリしてて抜けるんだけど、当事者以外の人間は巻き込んでほしくない
ま、妹が岬にヤラれるのは読んでみたいんだけどね
後、真面目がとりえで人間的に悪いやつじゃないと思うんだけど、付き合ってる女がいい女だからって寝取られる和希が可哀想だなと
この理不尽さが寝取られなのかな・・・
最後に岬がメシウマになるのだけはカンベンしてほしい
麻衣が動くことで何とかならないかなぁ
今は読後に暫く胃のあたりがモヤモヤしつつ、楽しませて頂いてます
残り数回で終わるのが残念ですが最後まで頑張ってくださいませ、作者様
所詮は作り物の話に心動かされてる人がたくさんいますし
個人的には鬼畜な結末の方が好きですが、ハッピーエンドに向けてゆっくり創作してください
思っている俺…。
いや、まぁ抜けるんなら何でも良いんだけどww
ダレてる感は否定できないけどまだ十分だと私は感じてます。
ここまで来ると元鞘ENDでも寝取り成功でもどっちでも寝取られだよな
完結まで突っ走ってください